虚無1-1

この文章をアップロードする。
この文章をアップロードする際に、僕は3回ほど書いては消し、書いては消しを繰り返した。
この文章が紙媒体で書かれていたのであれば、
この文章を読んだあなたは
この文章の下に何が書いてあったのか、ある程度推測が可能だ。しかしながら、
この文章はデジタル媒体にて書かれているため、もともと
この文章の下に何が書いてあったのかを推測することは完全に不可能だ。例えば、
この文章とは全く異なるファンタジー小説だったのかもしれない。
この文章に似たような意味もない言葉の重なりだったのかもしれない。
この文章をアップロードするに至った理由としては、
この文章の下に書いた文章のオチがなかったからである。したがって、当然のように
この文章にもオチはない。