帰宅後、家にいるのもなんだか退屈だと思い、散歩に出かけた。散歩といっても、大抵コンビニか本屋に行くのが常である。今回も例に漏れず本屋に行った。
いつも行く本屋は品揃えが十分とは言えない。少しマニアックな本は基本置かれていない。話題作や新作は置いてあるため、酷く困ることはない。のだが、私が本屋に行く理由は「偶然の出会い」を求める部分にある。特定の1冊を求めるのであれば、通販で十分事足りる。
昔、周辺に本屋が無い地区に住んでいたときは、本屋があるだけで十分に嬉しかった。今は本屋があるものの、品揃えの観点で若干の不満がある。環境が裕福になったことで欲張りになってしまった。
その欲張りのおかげでわざわざ大きい本屋へ赴くために片道数時間かけることも有る。やはり都会になればなるほど本屋は大きく、品揃えが豊富になる。そこで本をゆっくり選ぶあの時間がたまらなく愛おしい。
今後の夢としては、やはり東京の大きい本屋の近くに引越すことだろうか。多分そこら辺の物件は家賃も高いし部屋も小さいだろうから、本はたくさん買えないかもしれないな。せめて電車で30分くらいのところならまだマシかな。
こう書いていると、地域の小さい本屋をけなしているように見えちゃうかもしれないけど、本屋がたくさん閉店している昨今を見ると、営業しているだけで頭は上がらないよな。すべての本屋に感謝。
帰り道、買った本を小脇に抱え、照らされた月とまだ少し明るい西側を眺めながらネットラジオを聴いていた。きっと多分これが良い日、なのだろう。